【クラシックフィジークのバキューム入門】

【クラシックフィジークのバキューム入門】

クラシックフィジークのためのバキューム入門 | VOLIX CUP
第10話VOLIX CUP / Classic Physique

ポーズは、筋肉だけでは決まらない。
バキュームという、もう一つの武器。

クラシックフィジークで映えるシルエットには、細く引き締まったウエストが欠かせません。 そのカギを握るのが「バキューム」という技術です。 そしてこれは、すぐには身につきません。だからこそ、今から始める価値があります。

Introduction

クラシックフィジークは、
「ウエストの細さ」で差がつく

クラシックフィジークは、ただ筋肉が大きければいいという競技ではありません。 肩・胸・脚の発達と、細く引き締まったウエストとの対比(Vシェイプ)が美しさの基準になります。 黄金期のクラシックな体型を理想とするこのカテゴリーでは、ウエストの細さが特に重視されます。

そこで大きな武器になるのがバキュームです。 バキュームとは、お腹を大きく引っ込めてウエストを細く見せる技術のこと。 同じ体でも、バキュームができるかどうかでステージでの印象が大きく変わります。

そして、ここが一番大切なポイントです。バキュームは筋トレのように 「重さを上げれば伸びる」ものではありません。体の使い方を覚える「感覚のスキル」なので、 習得には時間がかかります。だからこそ、大会が近づいてからではなく、今から始めることをおすすめします。

What is Vacuum

バキュームとは何か

バキュームは、腹横筋(ふくおうきん)という、お腹の一番奥にある筋肉を使って 内臓を引き上げ、お腹全体をへこませる技術です。英語で「真空」を意味する通り、 お腹の中の空気を抜いて、ウエストをぐっと細く見せます。

腹横筋は、腹筋運動で鍛える表面の腹直筋(シックスパックの筋肉)とは違い、 お腹を「コルセットのように」内側から締める役割を持っています。 普段の生活ではあまり意識して使わない筋肉なので、最初はうまく動かせなくて当然です。

バキュームができるようになると、ステージでウエストを細く見せられるだけでなく、 ポージング全体の安定感も増します。体幹が締まることで、姿勢がぶれにくくなるためです。
Why Train Now

なぜ「今から」練習が必要なのか

バキュームが筋トレと決定的に違うのは、「感覚を覚えるスキル」だという点です。 重いダンベルを持てば筋肉に効くような、わかりやすい刺激がありません。 普段使っていない腹横筋を「意識して動かす」感覚を、ゼロから掴んでいく必要があります。

自転車に乗れるようになるのと同じで、一度コツを掴めば自然とできるようになります。 でもその「コツを掴む」までには、毎日コツコツ続ける時間が必要です。 早い人でも数週間、多くの人は数ヶ月かけて少しずつできるようになっていきます。

大会の直前に慌てて始めても、間に合いません。 逆に言えば、今日から毎日少しずつ練習すれば、本番までには十分に習得できます。 これが「今から始めてほしい」最大の理由です。

Basic Steps

バキュームの基本的なやり方

まずは立った状態でも、四つん這いでも、仰向けでもできます。 最初は仰向け(あおむけ)が一番感覚を掴みやすいので、寝た状態から始めるのがおすすめです。 次の3ステップを、順番にやってみましょう。

始める前に:安全に練習するために バキュームは息を止めて行う場面があるため、無理は禁物です。 高血圧の方・心臓に持病のある方は事前に医師に相談してください。 練習中に立ちくらみ・めまい・気分が悪くなった場合はすぐに中止し、普通の呼吸に戻してください。 食後すぐは避け、空腹時に行うのがおすすめです。
1

息を完全に吐き切る

まず、口からゆっくりと息を全部吐き出します。 「もうこれ以上吐けない」というところまで、お腹の中の空気をすべて出し切るイメージです。 この時点でお腹は自然とへこみ始めます。肺の中を空っぽにすることが、バキュームの準備になります。

2

空気を入れずに「吸う動作」だけして、お腹を吸い上げる

息を吐き切ったら、口と鼻を閉じたまま、肺で息を吸い込もうとします。 実際には空気は入ってきません。それでも吸おうとすると、 その吸い込む力でお腹が肋骨の裏側へ引き上げられます。 ストローの先を指でふさいで吸うと、何も入ってこないのに内側が引っ張られますよね。あの感覚に近いものです。 「お腹を凹ませよう」と力むのではなく、「胸で吸おうとした結果、お腹が勝手に引き上がる」 という流れを意識すると、お腹の奥の腹横筋が自然に働きます。 肋骨の下がへこんで、ウエストがくびれるのを感じられればOKです。

3

その状態で10〜20秒キープする

お腹を引き込んだ状態を、まずは10秒キープすることを目標にします。 最初は呼吸を止めてキープしますが、慣れてきたらお腹を引っ込めたまま浅く呼吸を続けるのが理想です。 これができると、ステージでポーズを取りながらバキュームを維持できるようになります。 10秒できたら15秒、20秒と少しずつ伸ばしていきましょう。

Common Mistakes

初心者がつまずきやすいポイント

最初はうまくできなくて当たり前です。よくある「間違い」とその直し方を知っておくだけで、 習得のスピードがぐっと上がります。自分が当てはまっていないか、チェックしてみてください。

Q. お腹に力を入れて「固めて」しまう

A. これは一番多い間違いです。バキュームは腹筋に力を入れて固めるのではなく、空気を入れずに「吸う動作」をすることでお腹が引き上がる動きです。力むとむしろお腹が出てしまいます。お腹を動かそうとせず、胸で吸おうとした結果としてお腹が吸い上がる、という感覚を意識してみてください。

Q. 息を吸ったままやろうとしてしまう

A. 息を吸ったままだと、肺やお腹が空気で膨らんでいてへこませることができません。バキュームは「吐き切ってから」が大前提です。まずは息を全部吐き出すことを徹底しましょう。

Q. 肩が上がって猫背になってしまう

A. お腹を引き込もうとして、つい肩に力が入り前かがみになる方が多いです。胸は軽く張ったまま、肩はリラックスさせて、お腹だけを動かすイメージを持ちましょう。鏡を見ながら練習すると姿勢を確認できます。

Q. まったくお腹が引っ込んでいる感じがしない

A. 最初は誰でもそうです。腹横筋は普段使わない筋肉なので、感覚を掴むまで時間がかかります。四つん這いの姿勢だと重力でお腹が下がり、引き込む感覚を掴みやすいので試してみてください。焦らず毎日続けることが何より大切です。

Daily Routine

毎日の練習メニュー

バキュームは、特別な道具も場所も必要ありません。だからこそ、 毎日の生活の中に組み込んでしまうのが習得の近道です。 おすすめのタイミングと回数の目安をまとめました。まずは1日1回からでも構いません。

朝・起床直後
空腹の状態で、仰向けのまま 胃の中が空っぽの朝は、お腹を引き込みやすいベストタイミングです。ベッドの上で仰向けのまま、10秒キープ×5回を目安に行いましょう。寝起きの習慣にすると忘れにくくなります。
入浴中・後
体が温まり、リラックスした状態で 体が温まっていると筋肉が動かしやすくなります。特に湯船に浸かっている間は、お腹が水圧で軽く押されるため、引き上げる動きを意識しやすくなります。湯船の中で練習し、お風呂上がりに鏡の前で立った姿勢でウエストのくびれを確認すると効果的です。10〜15秒キープ×5回が目安です。
就寝前
1日の仕上げに、四つん這いで 四つん這いの姿勢は、重力でお腹が下がるため引き込む感覚を掴みやすい姿勢です。1日の最後にゆっくり10〜20秒キープ×5回。1日トータルで15回前後を目標にしましょう。
大切なのは回数より毎日続けることです。1日10回を1回だけより、5回を朝晩に分けて毎日続けるほうが、 感覚が定着しやすくなります。最初の2〜3週間は変化を感じにくくても、続けるうちに必ずお腹が動くようになります。
Closing Message

今日の小さな積み重ねが、
ステージでの差になる

バキュームは、筋肉のように目に見えて大きくなるものではありません。 でも、ステージに立ったときに「ウエストの細さ」「ポーズの安定感」として、必ず差になって表れます。

そして何より、これは今日から誰でも始められる練習です。 ジムも道具もいりません。布団の上でも、お風呂上がりでも、どこでもできます。 大会で映えるシルエットは、こうした毎日の小さな積み重ねから生まれます。

  • クラシックフィジークはウエストの細さとのVシェイプが評価される
  • バキュームは腹横筋を使ってお腹を引き込む「感覚のスキル」
  • 筋トレと違い習得に時間がかかるため、今から始めることが重要
  • 基本は「吐き切る→引き込む→キープ」の3ステップ
  • 朝・入浴中・就寝前など、毎日の習慣に組み込んで続ける

私たちVOLIXは、あなたが自信を持ってクラシックフィジークのステージに立てるよう、全力でサポートします。 まずは今夜、布団の上で1回やってみることから始めてみてください。

Call To Action

準備は、早く始めた人が有利。
今日から、一歩先へ。

バキュームは、今日から始められる数少ない「先行投資」です。 VOLIX CUPのクラシックフィジークのステージで輝く自分を目標に、今日から一緒に積み重ねていきましょう。

ブログに戻る

トレーニング・アパレル・ギア・ 食事について
いつでもLINEにてご相談ください

LINEで相談する →