【減量についての考え方】

【減量についての考え方】

減量の始め方・食事管理 | VOLIX CUP
第2話VOLIX CUP / Diet & Nutrition

難しく考えなくて大丈夫。
減量は、正しく知れば怖くない。

「食べるのを我慢しなきゃ」「何から始めればいいの?」。 そんな不安、全部ここで解消しましょう。体のしくみを知ることが、一番の近道です。

Introduction

減量の目的は「体重を落とす」ことではありません

減量と聞くと、「とにかく食べないこと」「体重計の数字を減らすこと」をイメージする方が多いと思います。でも実は、それだけを意識すると逆効果になることもあります。

大会に向けた減量の本当の目的は、「体脂肪を落とすこと」です。体重の数字ではなく、身体の中の脂肪をしっかり落としていくこと。この考え方を最初に持っておくだけで、減量中の焦りや不安がずいぶんと変わります。

難しい計算や特別な知識は必要ありません。まずは体のしくみを少しだけ知ることから始めてみましょう。それだけで、「よし、やってみよう」と思えるはずです。

Body Mechanism

体脂肪1kgを落とすために必要なこと

体脂肪1kgを落とすには、摂取カロリーより消費カロリーが7,200kcal上回る必要があります。消費カロリーには、じっとしていても体が使うエネルギー(基礎代謝)も含まれています。

「7,200kcalって多い!」と感じるかもしれませんが、1日あたりに置き換えると話は変わります。たとえば1日300kcalの赤字を作れれば、約24日で1kgの体脂肪が落ちる計算になります。急いで大きく削る必要はありません。

体脂肪1kgを落とすカロリー赤字の目安

消費カロリー - 摂取カロリー = 7,200kcalの赤字

焦って一気に食事を減らすより、毎日少しずつ赤字を作るほうが、体への負担も少なく続けやすいです。
Maintenance Calories

食事を削りすぎないことも、同じくらい大事です

減量中に気をつけたいのが、食べすぎよりも削りすぎです。体重を現状維持するために必要なカロリー(メンテナンスカロリー)を大きく下回ると、体は「危機状態」と判断し、筋肉を分解してエネルギーに使い始めます。

筋肉が落ちると基礎代謝も下がり、同じ食事量でも太りやすい体になってしまいます。大会に向けて身体を仕上げたいなら、筋肉を守りながら脂肪だけを落とすことが重要です。

「食べないほど痩せる」は間違いです。正しく食べながら、体脂肪だけをターゲットにしていきましょう。

メンテナンスカロリーの目安は「体重(kg) × 30〜35kcal」が一般的です。まずは自分の数値を把握してみましょう。
Nutrition Balance

「何を食べるか」が、結果を大きく左右します

カロリーを意識することと同じくらい大切なのが、PFCバランスです。タンパク質(P)・脂質(F)・炭水化物(C)のバランスを整えることで、筋肉を落とさずに体脂肪だけを効率よく減らすことができます。難しく考える必要はありません。まずは3つの栄養素の役割を知っておくだけで十分です。

P タンパク質 筋肉の材料になる最重要栄養素。減量中は特に意識して多めに摂ることで、筋肉の分解を防ぎます。目安は体重×1.5〜2g/日。
F 脂質 ホルモンバランスを整える大切な栄養素。ゼロにするのではなく、良質な脂質(魚・ナッツ・オリーブオイルなど)を適度に摂ることが大切です。
C 炭水化物 体と脳のエネルギー源。完全にカットすると集中力が落ちたり疲れやすくなります。量を調整しながらうまく活用しましょう。
Why Weight Drops Fast at First

最初に体重がスッと落ちるのは、なぜ?

食事を意識し始めると、最初の1〜2週間で体重がスルスルっと落ちることがあります。「思ったより簡単!」と感じるかもしれませんが、これは主にグリコーゲンが消費されているためです。

グリコーゲンとは、炭水化物が体内に蓄えられたもの。そしてグリコーゲン1gには、約3gの水分が一緒に蓄えられています。食事を減らすとグリコーゲンが消費され、それに伴って水分も一気に抜けるため、体重の数字が大きく動くのです。

つまり最初の体重減少は、脂肪が落ちているというより「水分が抜けている」状態です。それ自体は悪いことではありませんが、数字に一喜一憂しすぎないことが大切です。

脂肪が実際に減るペースは、1日あたり100〜150gが限界とされています。焦らず、着実に続けることが最短ルートです。
Plateau = Fat Burning Signal

「停滞期」は、体が脂肪を燃やし始めたサインです

グリコーゲンが使われると、次第に体重の落ちるペースが落ち着いてきます。「あれ、体重が全然減らなくなった…」と感じる、いわゆる停滞期です。

でも、これは挫折のサインではありません。むしろ体が脂肪を効率よく燃やし始めた証拠です。グリコーゲンが枯渇すると、体は代わりに体脂肪をエネルギーとして使い始めます。数字に変化がなくても、体の中では確実に変化が起きています。

停滞期こそが、本当の減量のスタートラインとも言えます。ここで諦めず続けることが、仕上がった身体への最大のカギです。

体重の数字より、鏡に映る自分の変化や体の感覚に目を向けてみてください。必ず変わっています。
Why Training Matters

減量中こそ、筋トレを続けてください

REASON 01

筋肉を守るため

食事制限をしているとき、体はエネルギーを確保しようと筋肉を分解しようとします。筋トレを続けることで「この筋肉は必要だ」と体に伝え、筋肉の分解を防ぐことができます。脂肪だけを落とすためにも、トレーニングは欠かせません。

REASON 02

基礎代謝を下げないため

筋肉量が多いほど、じっとしていても消費するカロリー(基礎代謝)が高くなります。減量中に筋トレをやめると筋肉が落ち、基礎代謝も下がり、同じ食事量でも太りやすい体になってしまいます。トレーニングは続けることで効果を発揮します。

REASON 03

ステージ映えする体を作るため

脂肪を落とすだけでは、ただ細くなるだけです。筋肉があることで、絞れたときに立体感や締まりのある身体になります。大会のステージで輝く仕上がりを目指すなら、食事管理とトレーニングはセットで考えましょう。

First Step

まず今日から始めること、それは「記録」です

食事管理と聞くと「難しそう」「面倒くさそう」と思う方も多いと思います。でも、最初にやることはシンプルです。今日食べたものをすべて記録する、ただそれだけです。

記録することで、「自分が1日にどれくらいカロリーを摂っているか」が初めて見えてきます。多くの人が、食べているつもりはないのに思ったより摂取カロリーが多い、という事実に気づきます。

見落としがちな「落とし穴」に注意

食事の記録をするとき、料理だけを記録して終わりにしていませんか?実はコーヒー・ジュース・プロテインドリンクなどの飲み物や、サプリメントのカロリーが抜けていることがよくあります。飲み物だけで1日200〜300kcal以上になっているケースも少なくありません。すべてを正確に把握することが、正しい食事管理の第一歩です。

  • 食事・間食はすべて記録する(写真でもアプリでもOK)
  • 飲み物のカロリーも忘れずチェック
  • プロテインやサプリの摂取カロリーも含める
  • 1週間記録したら、1日の平均摂取カロリーを計算してみる
まずは完璧を目指さなくて大丈夫です。記録を続けることで、自然と食への意識が変わっていきます。
Closing Message

知識は、あなたを裏切りません

減量は、気合いだけで乗り切るものではありません。体のしくみを知り、正しいやり方で進めることで、無理なく、確実に変わっていくことができます。

最初から全部うまくやろうとしなくて大丈夫です。今日の食事を記録することから、PFCを少し意識することから、小さく始めれば十分です。

  • 目的は「体重を落とす」ではなく「体脂肪を落とす」こと
  • 食事は削りすぎず、メンテナンスカロリーを意識する
  • 停滞期は失敗ではなく、脂肪燃焼が始まったサイン
  • 筋トレは減量中も続けることで、筋肉を守り代謝を維持する
  • まずは今日食べたものをすべて記録することから始める

私たちVOLIXは、あなたの挑戦を全力でサポートします。不安なことがあっても大丈夫。勇気を持って、一歩踏み出してください。

Call To Action

知識を手に入れた。
あとは、動き出すだけです。

難しく考えなくて大丈夫です。今日から記録を始めて、VOLIX CUPのステージを目標に、一緒に前に進みましょう。私たちが全力でサポートします。

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