「知っている」と「動いている」の間にあるもの
第1話から第5話にかけて、減量の仕組み・食事管理・カロリー赤字・脂肪がつくメカニズム・ スケジュールの立て方・筋トレの基本まで、大会に向けた知識を一通りお伝えしてきました。
でも、知識を持つことと、実際に自分の数字で動き始めることは別の話です。 「わかっているけれど、自分の場合は何kcal削ればいいんだろう」 「自分の体脂肪率だと、どこまで絞ればいいのか」。 そういった疑問に、このツールが答えてくれます。
今回は5つのツールそれぞれの使い方と、どのシリーズの知識と繋がっているかを わかりやすくまとめました。ブックマークしておくと、減量中に何度でも使い返せます。
5つのツール、使い方ガイド
トレーニングメニュー提案
部位・レベル・場所・時間を選ぶだけで、あなたに合ったトレーニングメニューを提案します。
第5話でお伝えした通り、減量中に筋トレを続けることは筋肉を守り・代謝を維持し・ステージ映えする体をつくるために欠かせません。 とはいえ「何をすればいいかわからない」という方も多いはず。このツールが、その答えを出してくれます。 (第5話「減量中の筋トレ入門」を読む)
現在は簡易β版として提供しています。選択肢を選ぶだけで、種目・セット数・回数・消費カロリー目安がすぐに表示されます。
減量目標計算ツール
現在の体重・体脂肪率・目標体脂肪率・大会日を入力するだけで、落とすべき脂肪量と1日のアンダーカロリー目安を自動計算します。
第4話では、体脂肪率から落とすべき脂肪量を計算し、大会日から逆算して1日のアンダーカロリーを求める方法をお伝えしました。 そのすべての計算をこのツールが自動でやってくれます。
目標体脂肪率は男女・カテゴリーで異なります。 男性フィジーク系は5〜13%前後、女性ビキニ・レギンスは15〜22%前後が目安です。 第4話の表も合わせて参考にしてください。
目標体脂肪率を設定する際は、InBodyでの計測を強くおすすめします。 InBodyが使える環境にある方は、スポーツジムやクリニックで計測してみてください。 計測できる環境にない方は、家庭用の体組成計の数値よりも、 第4話で紹介した「体脂肪率による体の変化」の画像を鏡と見比べて、 自分がどのくらいの体脂肪率に見えるかを参考にする方が、より現実に近い目標設定ができます。
メンテナンスカロリー計算
体重・身長・年齢・性別・活動量から、現在の体重を維持するために必要な1日の摂取カロリーを算出します。
第1話でお伝えした通り、食事を削りすぎることは筋肉の分解につながる危険な行為です。 メンテナンスカロリーとは、今の体重を「維持するだけ」に必要な1日の摂取カロリーのこと。 これを知ることが、正しい減量の出発点になります。
減量中はメンテナンスカロリーから15〜20%程度少なく食べることが推奨されています。 それより大幅に削ると、筋肉が失われ代謝が下がり、かえって痩せにくい体になってしまいます。
PFCバランス計算
目標カロリーと体重を入力すると、タンパク質・脂質・炭水化物の最適な摂取量と比率をグラフで表示します。
第1話でお伝えした通り、カロリーを減らすだけでなく何を食べるか(PFCバランス)が 減量の質を大きく左右します。タンパク質を十分に摂ることで筋肉を守りながら 体脂肪だけを落とすことができます。
このツールは目的(減量・維持・増量)に応じて、最適なP(タンパク質)・F(脂質)・C(炭水化物)の グラム数とカロリー比率を自動で算出します。カラーグラフで比率が一目でわかります。
大会逆算スケジューラー
大会日とカテゴリーを入力するだけで、今日から本番まで「何をいつやるか」を週単位のタイムラインで自動生成します。
第4話では「大会まで3ヶ月、月に何kgペースで落とすか」を数字で把握する方法をお伝えしました。 このツールはその一歩先として、スタートから当日まで週単位で何をすべきかを タイムライン形式で一気に表示してくれます。
残り期間によって表示されるフェーズが変わります。16週以上あればスタートから ピーキングまで全フェーズが表示され、残り期間が短い場合は現状に合ったフェーズから表示されます。
ツールは、あなたの知識を
行動に変えるための橋です
第1話から今回まで、大会に向けた知識を体系的にお届けしてきました。 そのすべてがこの5つのツールに凝縮されています。
まずは今の自分の体重と体脂肪率を測ること。その数字をツールに入れること。 それだけで、「自分は何をすればいいか」がはっきり見えてきます。 知識を持つことと、動き始めることの間の距離を、このツールで縮めてください。
- Tool 01:何をトレーニングすればいいかわからないときに使う
- Tool 02:落とすべき脂肪量と1日のカロリー赤字を知りたいときに使う
- Tool 03:食事を削りすぎていないか確認したいときに使う
- Tool 04:今日の食事のPFC比率を設計したいときに使う
- Tool 05:今自分がどのフェーズにいるか確認したいときに使う
私たちVOLIXは、あなたが正しい知識と正確な数字を持ってステージに立てるよう、 これからも全力でサポートし続けます。